第8回 全日本9人制バレーボールトップリーグ男子(リンレイサービス杯)ファイナルラウンドが、12月17(土)、12/18(日)、熊本県立総合体育館で行われました。
12/17(土) Aコート1試合目 JFE西日本vs富士通 1set /21-13 /2set 21-17
トップリーグファイナルラウンドの結果次第で入替え戦に回る可能性もあり、是が非でも落とせない富士通戦は、今年度トップリーグ初先発ベテラン伊東選手・ミドル徳永選手・セッター藤原選手を起用。出だしから伊東選手・徳永選手のアタックと高さのあるブロックで流れを掴む。セッター藤原選手の相手ブロックに的を絞らせないトス回しが冴え、有吉選手・島田選手の活躍もあり、今リーグ初のストレート勝利を手に入れた。
12/17(土) Bコート3試合目 JFE西日本vs住友電工伊丹 1set 18-21 /2set 21-18 /3set 21-10
住友電工伊丹がJT東京戦を落とす波乱があり、この試合に勝てば2位の可能性が出てきました。先発は富士通戦同様のメンバー。電工伊丹にはここ数年未勝利と、意地でも勝ちたい相手。1セット目は、互いに粘り強いレシーブで一歩も引かない展開。中盤以降相手チームの高さのあるブロックに捕まる場面が増えセットを失う。気持ちを切り替え2セット目は両チームともレシーブ・2段トス・フォローとコートに球が落ちない白熱した戦い。徐々にJFEのサーブで崩す展開が増え相手チームのネットタッチ等のミスも重なり2セット目を奪取。3セット目は相手チームの集中力も落ちてきたところにサーブエースを連発。一気に畳みかけフルセットでの勝利を手に入れ、3位からの逆転でリーグ戦2位を勝ち取った。
12/18(日) リンレイサービス杯 トーナメント
Bコート3試合目 準々決勝 JFE西日本vs住友電工伊丹 1set 16-21 /2set 21-14 /3set 21-18
横河電機との接戦を勝利し、昨日の雪辱を誓う電工伊丹との戦い。出だしはこちらのミスでスタートするも何とか踏みとどまり中盤までシーソゲーム。ネット際のブロック処理の攻防で徐々に相手チームのアタックをブロックが弾かれたり、こちらの攻撃は相手ブロックにワンタッチをとられ、うまく切り替えされ1セット目を落とす。2セット目はお互い中盤まで一歩も譲らない展開、終盤相手チームの連続ミスに畳みかけこのセットを奪取。3セット目は有吉選手の豪打で序盤リズムを掴む。中盤以降は正近選手・岩本選手・森崎選手の粘り強いレシーブから前衛陣がうまく攻撃し得点を重ねる。最後は相手ピンサの連続ミスも重なり最終セットを勝利することができた。
特設 決勝 JFE西日本vs住友電工 1set 20-22 /2set 19-21 優勝住友電工
リンレイ杯として初の特設決勝。音響やDJも有り、決勝の雰囲気を演出!!序盤は冨田選手・有吉選手の得点でリズムを掴む。終盤までお互い一進一退の攻防。20-20のデュースとなるも最後は一歩及ばず1セット目を失う。2セット目序盤は住友電工に連続得点を許すも、森崎選手のサービスエースで逆転に成功。有吉選手・島田選手のアタックで中盤までJFEリードの展開。ここから住友電工の追い上げにより終盤19-20となるも、最後は力尽き19-21とストレートで敗戦となりました。
12/17(土)のトップリーグ最終戦2試合を勝利することができ、5勝2敗で8チーム中2位となりました。次の日12/18(日)は、上位6チームで争うリンレイサービス杯トーナメントも惜しくも準優勝となりました。今シーズンは実業団大会3位、全日本総合3位、トップリーグ2位、リンレイサービス杯2位と優勝に手が届くところまできましたが、トップリーグチームの力は均衡しており、今後の展開としても一つも気が抜けない戦いが続きそうです。遠路熊本においても応援団・ご家族・関係者の皆様方の力強いご声援を頂き、共に戦うことができました。今回経験したことを踏まえ、個々人のレベル・チーム力を更に引き上げ、、来年度は是非とも日本一の座をつかみ取れるよう頑張って参りますので引き続きJFE西日本バレーボール部のご支援ご声援の程よろしくお願い致します。